【クラッシュレポ・撃殺REVENGE】売られたケンカは買うのが筋!勝利の栄誉を分かち合ったTFT【Yard Beat vs Like A Stream レゲエサウンド クラッシュレポート】

令和元年に幕を開けたサウンドクラッシュ戦国時代。令和元年はBoom ClashでのNotoriousの圧倒的な優勝から始まり、Japan Rumble、激戦地、Badda Dan Clash、Kill or be Killed、SumFest、決戦、King Of Block…と、国内外で激戦激区の一年でしたね!
しかしながら今年はコロナの影響で世界中がエンターテイメントに興じていられない状況になり、この勢いが失速してしまうのではないかと正直心配していましたが、コロナ禍の逆境で再注目されたのがオンラインクラッシュです。

まずはHeavy Hammer(イタリア)主催のISCF online Sound Clash
Hacnamatada
Spin Dem Sound Ya!(フランス)、
Jemani Jahka(スイス)、
Vertex Sound(ジャマイカ&カナダ)、
General Palma Sound(イタリア&オーストリア)を倒し4連勝して見事優勝!
Hacnamatadaのダブは破壊力ありすぎるなー。Emperorも地元イタリアの強豪Frisco Sound相手にかなりの接戦で善戦しました。

ハクナと2回戦で戦ったスイスのJemani JahkaをChackeyさんがインタビューされています。
▶【オンラインクラッシュ】世界にはイケてるSOUNDが多い!

そしてMajor LazerのWalshy FireがホストとなりYoutubeチャンネルで配信されたQuarantine ClashではNotoriousOGA fr Jahworksが善戦、

Rispec JamはインスタのクラッシュでOne Mission(アメリカ)に勝利!
▶武器は、ほうき!?世界を相手に大喧嘩!


最近では全世界を熱狂させたBounty Killer Vs Beenie Manのオンラインクラッシュも話題になりましたね。なんと視聴者数50万人!!

RED HOT TVやI-VAN主催のINNA DI YARD、Mighty Crown主催のWe Stay Strong & Positiveなど大規模なイベントも開催されたり、オンライン配信が一つのカルチャーとして定着してきたんじゃないでしょうか。
▶Bounty Killer Vs Beenie Man Verzuz Full Clash
▶世界50万人が視聴!ダンスホールの在り方を思い出させてくれた感動のエンターテイメント

家に居ながら世界のクラッシュやダンスが見れるなんてすごい時代ですよね!オンラインというフィールドが広がり、日本サウンドのワールドワイドな活躍がこれからもっと増えていくんじゃないかなぁと期待しています。

しかもどうやって運営してるんだろうと心配になるホドほとんどが無料なので、今は気持ち一つで皆さん運営してるんだと思います。コロナの影響で大変な状況の中でもライブ配信など、積極的にチャレンジするサウンドや主催の方々はむちゃくちゃカッコイイです。

せっかく定着しそうなこの新しいカルチャー。ぜひ今後も続いて欲しいので、コロナが落ち着いて有料コンテンツになってもお客さんがサポートの気持ちを込めて1コインなり2コインなり、投資する人が増えればレゲエシーンそのものの価値や関心がもっと高まるんじゃないかと思っています。


もちろん現場で味わえるあの最高な臨場感と緊張感は現場でないと体感出来ない事は確かですが、時代や状況に合った無理の無い楽しみ方が一番ですよね!

という事で、今月6/24にクラッシュのDVDがリリースされるタイミングで令和二年の記念すべき最初のサウンドクラッシュ「撃殺 REVENGE – Shoot And Kill」を振り返ろうと思います。
現在発売中のCDには収録されていないクラッシュ終了後のTune Fi Tuneも完全収録されているそうなので、両者のアンセムとバッドなDUBの応酬をこのクラッシュレポと共に楽しんでいただけたらと思います。

special thanks : @Desem_YB @LAS_tomoyan @JSCA2019 @Johnson_RB @CHACKEY199x
photo by Real☆Shot MASATO @RealShot_MASATO
※( )内は原曲名

そして今回もJohnson先生に教えていただきながらの執筆です。Chackeyさんと共にこのお二人は知識の量もハンパないですが、その知識を惜しげもなくシェアしてどんな世代のリスナーとも楽しく盛り上がれる人って貴重な存在やと思ってます。まさに東と西の最強リスナー!

トモヤンがオレにケンカ売った所から始まってんだよ。売られたケンカは買うのが筋

撃殺 REVENGE – Shoot And Kill2020
start at 2020.01.25 1:30@渋谷EGG MAN

このクラッシュは古くから仲の良い音のケンカ友達だったYard BeatとLike A Streamが、インスタライブでのセッションをきっかけに実現に至ったクラッシュ。

売られたケンカは買うのが筋!!と言わんばかりに理屈抜きでこのクラッシュを実現した生粋のサウンドクラッシャーDESEMくん。そしてベテランサウンドとして活躍の場を確立しながらも、敢えて相手の得意分野に殴り込みを挑んだTOMOYANさん。どちらも熱い!二人ともレゲエが好きで仕方ない気持ちが伝わって来ます。

台風での中止という逆境の状況を得て、満を持して開催される事となった撃殺REVENGE。半年近くその開催を待ちかねたファンの期待と、年末年始の慌ただしい時期という条件が重なったせいで期待値が高まりすぎたのか、関東という独特の雰囲気なのかは分かりませんが、お客さんが終始クールだったように思います。

NOISE SOUND SYSTEMのサウンドシステムから流れるBOTH WINGSの最高にシブいアーリーからスタート。

これから戦う2サウンドのカラーを大事にしながらストレスなくお客さんを盛り上げていくBOTH WINGSの絶妙なアーリー!さすがです。クラッシュの導入でかかった曲がこれ。
Randy Valentine – Sound the Alarm

BOTH WINGS TAKEさんの記事 ▶アーリータイム

Yard Beatと言えばRandy Valentine – Bring back the loveで鋭い返しがいつもカッコいいイメージがありますが、それも意識してのRandy Valentineやったんかなー。かっこいい!アーリーからクラッシュは始まってるんですね。

HOST MCのDJ BANAさんが登場して、コイントス。結果、先攻はYard Beat、後攻がLike A Streamに決定。

完全に余談ですが、コイントスで使用するコインはラグビー・ワールドカップでは専用のハイネケンコインが使われたり、開催国のコインだったり、審判の出身国のコインが使われる事もあります。サウンドクラッシュでは開催国のコインが登場しますよね!この日使われたコインは100円玉。なんか可愛いです。日本の硬貨は5円玉以外は数字の書いていない方、NGくん風に言うと“お花の書いてある方”がオモテです。

個人的には20ジャマイカドルで“Marcus Garvey(マーカス・ガーベイ) or The Jamaican coat of arms(ジャマイカの紋章)”ってやるのカッコいいですよねー!まだ本物のコインを見た事が無いので、どなたか持っていたら見せてください…写真撮りたいw

ROUND1

20MIN 1POINT
Yard Beat 0 – 0 Like A Stream

先攻 – Yard Beat

まずは先攻のYard Beat

台風のために延期になった撃殺。台風の被害にあった人に哀悼の意を込めて癒しのビッグ・チューン。このダブのギターを弾いているのはHome GrownのI-Watchさん!
Morgan Heritage – Perfect Love Song

“トモヤンがオレにケンカ売った所から始まってんだよ”
♪なんでオレが逃げないか?Yard Beatは生まれながらの殺し屋だから、というリリックの
Richie Stephens – A Change Gonna Come
Richie Stephensのソウルフルな歌声ってスケールが広がるというか、壮大な何かが始まるような会場の一体感を感じます!

そのまま心地よいParty Timeセグで
Leroy Sibbles – Party Time
Terry Linen – Your Love Is My Love
Busy Signal – Kill Again (Reggae Music Again)
Romain Virgo – Beautiful
Bushman – Weak heart (Fire Bun A Weak heart)

1ラウンド目からアッパー系で盛り上げるのではなく、ジワジワと会場を支配していくサイレントキラー的なYard Beatの1ラウンド目。

“今日のテーマはShoot & Kill。オレは一曲ダラダラかけねーから”と、そのままテンポよく
I Octane – Life (My Life)
Lila Iké – Second Chance
Lila Iké – Where I’m Coming From

そしてYard Beatのスペシャル!19歳という若さで第62回グラミー・ベストレゲエアルバムを女性初・史上最年少で受賞したKoffeeとレゲエ界の重鎮Lucianoという異色コンビ
Koffee × Luciano – Combination (Raggamuffin, ??)
からの
Koffee – Burning

Cabin Stabinセグでは
Christopher Martin – Mi Friend Dem
Romain Virgo – We Kill Better (I Know Better)
Tarrus Riley – One Drop (Gimme Likkle One Drop)
Chronixx – Ain’t No Givining In

Showtimeセグで
Collie Buzz – Come Around (Finally The Herbs Comes Around)
Assassin – Gun Finger
Bounty Killer – Jus Mek A Duppy
Mavado – AK47

セグの最後は今回のクラッシュのサブタイトル「Shoot & Kill(銃殺する)」に沿ったGunチューン!
リリックによく出て来る銃の名前はAK-47(エーケー・フォーティセブン)とM16(エム・シックスティーン)。この名前が出てきたら銃の曲やな!と盛り上がってみてください。私も銃の名前はこれくらいしか知りませんが、AK-47はロシア、M-16はゴルゴ13も愛用していたアメリカのライフル。M16の曲はStudio Oneの名作Lone Rangerが有名です。
▶ Lone Ranger – M16

Sleng Tengセグで、まずは
Bounty Killer × Shabba Ranks – Lodge, Shine & Criss
ジャマイカのゲットー地区SEAVIEW GARDENに所縁のあるShabbaと、Bountyのコンビ。シービュー・ガーデンはNATURAL WEAPONやCHEHONがジャマイカ武者修行の際に拠点とした事でも有名ですね!

“国境に水鉄砲もってるヤツいんぞ。三人のコンビもかけろよ”と、更にコンビ連発!
Pinchers × Cobra × Ninja Man – Enemy, Wo Yow, Murder Dem
Wayne Wonder × Buju Banton – Talk About, Boom Bye Bye

“オレはヴィンテージしに来たんじゃないから。新しいアーティストもかける”
クラッシュのセオリー(定番)とも言えるデッドマン・アーティスト(既に亡くなっていて希少価値の高いアーティスト)やファンデーション(昔の名曲)だけでゴリゴリ攻めるヴィンテージ・クラッシュではなく現在進行形でYard Beatが進化している事を証明するような、現代アーティストを連発してSleng Tengセグを〆る。
Chronixx – Start a Fyah
Jahvillani – Wile Side Government
Mavado – Progress

さらに
Teejay – Shub Out
Govana – One And Move
で〆

後攻 – Like A Stream

後攻のLike A Stream

さすがはルーシーサウンド!! ゴリゴリにキルチューンで攻めてくるYard Beatに対して、戦いの神に祈りを捧げるかのように神聖なLucianoからスタート。真逆のタイプのサウンド対決って何が起こるか分からないぶんワクワクが増します。
Luciano – No Night In Zion (Ras Tafari Nyabingi Prayer)
Luciano – Lord Give Me Strength

続いてもルーシー
Luciano – Sweep Over my Soul
“DESEM!ほうきみたいな頭しやがって!”
髪型をDISったMCでSweep Over my Soul(Jahよ、私の魂を圧倒せよ)というリリックを、Sweep(イケてないサウンドを掃除する・片付ける)というリリックに変えたキルチューン

そしてLike A StreamのアンテムRiddim!!
African Beatセグで
Carlton Livingston – Sound Clash Time (Armagideon Time)
Peter Metro – Daication To You
がここまでで一番のボス!
きたきたー!このAfrican Beatのセグは更にアップデートされてヤバくなったとクラッシュ前に話題になっていたのもあり、お客さんの期待値も高まります。私もかなり楽しみしていました

…が、ここで痛恨のミス。間違えてもう一度Carlton Livingstonをかけてしまうがすぐに仕切り直し
Chronic Law – Hillside
Buju Banton – Jungle To Back A Wall
Romain Virgo × Madd Cobra – Trouble, Tek Him
のブランニューとビッグチューンのコンビを織り交ぜ、アップデートされたやばいセグでBUSS!この時点ではさっきのミスはあまり支障なかったように見えました。

続いてShine and Crissにのせた
Kabaka Pyramid – Reggae Music かっこいい

Alborosie – Rock The Dancehall
“まだAlborosieあんぞ!リアルアンテム”と、Alborosie2連発
Alborodie – Like A Stream Kill Sound (No Cocaine)

Come Downセグで
Terry Ganzie – Prepare Fi WaがBUSS
“お前のPinchersもNinja manもへっぽこや!”
Pinchers – Bandelero
Ninja man – Laugh & Grin (Mad ninja)
Ninja Ford – Taking Over

からのオリジナル・ダン・ガーガンNinjaman
Ninjaman – Things A Gwaan

Sickセグでコンビ連発
General Degree × Ninja Ford – Traffic Blocking, Send Them
かなり良い感じだったのですが、Ninja Fordをかけ終わった所で指が当たってしまい痛恨の2度目のミス…さすがにブーイングが起こる。
“わりぃ。指が当たっちまった。いいよwブーイングする奴はブーイングしろ”と潔くMCしたのは好感が持てたけれど、TOMOYANさんの緊張が伝わってきてお客さんが更に固まってしまう。

Richie Stephens × Bounty Killer – Buff Baff, ??
気を取り直して更にコンビ。この曲、私は初めて聞いたのでJohnson先生に結構調べてもらったのですが、かなり苦戦しました。曲名が分からなくてもSickでRichie Stephens × Bounty Killerってゆうコンビというだけでもかなり贅沢なんですが…コア過ぎたのかお客さんも反応に困ってるようでした。

続いて
Mad Cobra × Spragga Benz – Funeral Bill, Some Bwoy
SpraggaでTOMOYANさんが前に出ていい感じに煽り、良い感じにBUSS!空気が戻ってここで良い感じのまま終わろうとするも、まだ残り時間が3分あったため少しざわつく。BANAさんの“3分は長いんでおねがいしゃす”の助言で続行。シーンとした妙な静けさに会場の空気がかなり重たくなる…

アップデートされたIn Cold Bloodセグ
Beres Hammond – Like A Stream Chop Down Many Tribals (Groovy Little Thing)
Tarrus Riley × Mad Cobra – Wildfire, Think a little gun
で〆

とにかくLike A Streamのダブは音もRiddimも良くて、原曲を超えるのせ方も破壊力バツグン!だからこそMCをあまりせずにダブをじっくり長めに聴かせるスタイルが出来るんだと思います。曲に自信があるのが伝わってきます。

2度のミスと時間配分でTOMOYANさんの本調子が出ていなかったようですが、この1ラウンド目はかなりFORWARDを得ていたように見えたので本当にもったいなかったなぁ。10月の延期も含めてかなりの期間があったし、クラッシュに向けての気持ちやテンションを保つのって大変そうですw この日のために準備すればするほどプレッシャーってハンパないんやろうなぁ。

その点、百戦錬磨のDESEMくんの瞬発力のある返しと鉄の心臓!一人でやってるのに前に出てお客さんを煽ったりいじったり、全体が良く見えていて、アドリブ力・リカバリー力共にさすがベテラン、という感じでした。

1st Roundを獲ったのはYard Beat

Yard Beat(先攻) 1 – 0 Like A Stream(後攻)

ROUND2

20MIN 1POINT
Yard Beat 1 – 0 Like A Stream

先攻 – Yard Beat

サウンドクラッシュの醍醐味はダブをどう録ってどうかけるか。そのダブをLike A Streamは広島のEssenceにマスタリングしてもらってるのはどうなんだ?と口撃。確かにLike A StreamのDUBの音の良さは異常!それだけ警戒してるってことなんかな
“オレは友達にBEGらない(媚びを売らない)”
Spragga Benz – Badman No Beg FriendがBUSS

続いてLike A StreamのLuciano – Sweep Over my Soulに対して
“イケてないサウンドをほうきで掃いてるって?オレの髪型がほうきみたいだったらオレがオマエを掃除してる事になるぞ”
おまえちょっと喋りすぎなんじゃね?というYard Beatのアンテムチューン!
Tony Rebel – Chatty Chattyも安定のBUSS
相手のチューンやリリックに対して的確に返していくのはさすが!煽り方の多彩さも上手いなー

Youth Man – Tamlins
Beres Hammond – Serious

Real Rockセグで
Beres Hammond – DANGER (I Could Beat Myself)
Willie Williams – Burry Idiot Sound Tonight , Give Dem Karate Chop (Armagideon Time)
Junior Murvin – Put Up Your Hand (Cool Out Son)
がBUSS

“レベルが低い。ざけんなよ!お前にオレは決して捕まえられない”
The Meditations – Woman Is Like A Shadow

My Woman Riddimのコンビ
Barrington Levy × Capleton – My Woman, Bad So

“TOMOYANカオ固いじゃん。いつももっと柔らかいのにどうしたんだよw寝不足なんじゃない?”
Capleton – Can’t Sleep At NightがBUSS

これがチューントーク。殴り合いの喧嘩したらオレ負けそうだしw曲で話すんだよ。と、
Clash中やけど少し緊張気味のTOMOYANさんを煽りながらも仲が良さそうなMC

“今日は曲で勝負しに来た。おまえはオレの相手じゃない。中国地方だったらJAMMASSIVEのがヤバいんじゃない?”
Cherry Oh Babyセグ
Burro Banton – None of Dem (No Problem)
Pinchers – Send Another Sound Boy (Send Another One Come)

“おまえがクラッシュ勝ったの何年前だよ?誰もおまえの事を覚えていない”
Randy Valentine – Bring Back The Love
ヨーロッパのアーティストRandy ValentineのレアなDUB!!クラッシュをするのが久しぶりなサウンドに向けた鋭いフローがいつもカッコいい。DESEMくん自身のIG LIVEでも言っていたけれど、2013年のオランダで開催されたWAR INA EASTでSENTINELを葬った一曲!

続いてもど渋なオケMother Lizaで
Mavado – Soldiers
Capleton – Jah Jah City

Sizzla – Give Me A Try

さらにこれぞクラッシュ!なセグ
Bloodfire Posse(Skatta) – Can’t Stop Rocking Tonightのメロディで
Nitty Kutchie × Terror Fabulous – Bad Man, Gangster Anthem
Skatta × Ninja Man – Can Win A Clash Tonight (Can’t Stop Rocking Tonight )からのDead Bloodclaart
Bounty Killer – Dem Nuh Bad
Dexta Daps – Shabba Madda Pot

特にDem Nuh Bad!個人的にむっちゃ好きな曲なので無条件で上がるなー

ここでYard Beatも少しミスるけれど、何事もなかったように撃殺のテーマにピッタリなオケ Gun Show Riddim!さすがリカバリーが上手い。今回はかからなかったけれどNaS × Damian Marley – As We Enterのコントラクションチューンから始まる一連のセグ
Aidonia – We Run Di Townからの
“今日はお前を墓穴に埋めに来た”と、
Mavado – Everything A Go Down Ina Hole

Aidonia – Hot Tool

“MCとリリック リンクさせろよ!”
アンテムセグ!Bad Acid
Aidonia – Bad Japanese (Bad Pickney)
Mavado – Laas Dem (Lost Dem)

Yard BeatのAidoniaは録り方やばいなー!

“お前3分残して終わろうとするとか計画性ないんじゃない?オレはトロフィーを獲ってチャンピオンになるプランしっかりしてきた!”と、TOMOYANさんのミスを上手く絡めて
Govana – Champ
Masicka – They Don’t Know
Rygin King – Tuff
と、ラストは現代アーティストで〆

後攻 – Like A Stream

Essenceにマスタリングしてもらってるという口撃に対して
“友達に頼って何が悪い!!!自分が出来ないことを信頼して任せるのが仲間じゃねぇの?”
と反撃してお客さんのFORWARDを掴む
Luciano – Rub-A-Dub Market

Like A Streamのアンテムセグ
Stormy WeatherがアップデートされてBUJUのブランニューが加わり
Burro Banton – Like A Stream Ghetto Anthem (In Da Ghetto)
Buju Banton – Steppa
Spragga Benz – Like A Stream Anthem (Wi Nuh Inna Dhat)
Red Fox – Dem A Murderer

続いてLike A Streamのスペシャル!!!
“スペシャル聞きたいヤツどれくらい居る?わりぃがオレしか持ってねぇ。お前は死ぬ運命”
Glen Whashington – Die Is Your Destiny (My Destiny)
いまいち手が上がらない。もっと盛り上がってもいいのになぁ。少し説明が足らなくてお客さんがついてきてなかったイメージ

続いて1997年にオペラとBAD MANの融合チューンとしてヒットした曲ですが、この曲を知らなかったのでちょっとびっくりしました。
Buccaneer – Bad Man Sonata

“相手はYARD BEATだぞ?いっぱいダブ録ってきた!”
Sleng TengセグもアップデートされてDegreeが加わり
Buccaneer – Bad Man
General Degree – When I Hold You Tonight
Mad Cobra – Lot A Pum Pum
Lexxus – War Start

Answerセグ
Louie Culture – Gangalee
Beenie Man – Bad Man Wicked Man
Mad Cobra – Mack 10

アンセムセグKolokoで
Luciano × Capleton – Combination Style (Carry Jah Load, Ready Fi Bun)
♪鉛の弾で撃ち殺すというGUNチューンのリリックで
Anthony B – Heavy Like Lead
Mad Cobra – Medley Style

“この人と殺り合うために片道1000kmを越えてきた心意気わかるか?今日はBorder Line(境界線)を引きに来た!”
これもLike A Stream!なBobby Babylon/Hi Fashionセグはコンビから始まり
Pinchers × Mad Cobra – Border, Gundelero
Cutty Ranks – Rude Boy Number
Carlton Livingstone – Rumours

Ba Ba Boomセグ
Super C – Bad Boy
Peter Metro – Bad Boy Skanklin, The Don
General Levy – Professional Ganja Smoker
で〆

“今日は曲をかけに来たからあんま喋んねぇよ”とMCしていたものの、選曲が少し難しいから説明がほしかった…後半に失速したイメージ。
2ROUND目も安定して盛り上げていたYard Beatが獲る

2nd Roundを獲ったのはYard Beat

Yard Beat(先攻) 2 – 0 Like A Stream(後攻)

ROUND3

15MIN 1POINT
Yard Beat 2 – 0 Like A Stream

先攻 – Yard Beat

“Burro Bantonプレイバックしたろ?Yard Beatにプレイバックしたヤツには必ずかける曲があんだよ”と、
2ラウンド目のLike A Streamのプレイバックを咎めるスペシャル
Bob Andy – Desperate LoverがBUSS!

しかしYard BeatはCherry Oh BabyのNo problem、Like A StreamはStormy WeatherのIn Da Ghettoだったと思うので実際はプレイバックじゃなかったけれど、Yard BeatのBob Andyは個人的に大好きなチューンなので単純に聴けて嬉しい。この一曲だけでも3バージョンも持っているYard Beat!持ちすぎですよねーwすごい
Yard Beatの返しと言えばこのダブと、Randy Valentine、As We Enterのコントラクションチューン!!このクラッシュ後の3月にBob Andyは75歳で亡くなってしまったんですが、Respectを込めて全国のサウンドマンがBob AndyやPat Kellyをかけてるのを聴くと熱くなります。

Suger Minott – Vanity
King Kong – Trouble Again

“おまえのDUBちょっと貸してみ?”
♪お前のDUBはオレがかけた方がマショップさせられる、というリリックの
Max Romeo – Chase The DevilがBUSS
Everton Blender – Create A Sound

続いて
Freddie McGregor × John Holt – Hide And Seek, Come To Yard Beat School (Up Park Camp)がBUSS

“ラスタじゃないのにラスタカラーのTシャツ、NYのシーンもわかんねーのにNYのキャップ。格好だけじゃダメなんだよ。人間は中身も大事”と、Don’t Haffi Dread(ドレッドでなくてもラスタになれる)というリリックの
Morgan Heritage – Don’t Haffi Dread

“オリジナルとそれっぽい奴は全然違う。”
チキン風味のお菓子とチキンは違うんだよ。ってなんかかわいい。No Carbon Copy(真似てるヤツはいらない)というリリックの
Capleton – No Carbon Copy
リリックに♪チキン風味のお菓子って入ってくるかな?と変に期待してしまったので、この曲の題名を知らないと意味が分からなかった人も多かったかもしれません。難易度高めだったけれど間髪入れずMCで流れを作っていくのはさすが!

“Lucianoはお前の事なんか覚えてないってよ。せっかくジャマイカ行ってダブ録ってもBUSSれなきゃ金の無駄だぞ”と、
Taxiセグで
Luciano ft. Louie Culture – Wasting Your Time (In this Together)
Beenie Man – Gangster For Life (Foundation Badman)
Bounty Killer – Yard Beat Ago Kill You (??)

このLuciano、オリジナルを超えた一曲!かっこいいなー。しかし、なかなか強めのDISに対してTOMOYANさんがあまり返してこないタイプだから余計キツめに聞こえてしまい、曲がミディアムなのも手伝ってこの辺からお客さんが固まる空気。

“世界でオレしかかけれないRiddim!日本のサウンドクラッシュでオレ初めてかけるよ”
Yard BeatのスペシャルRiddimで♪挑戦するヤツが多いほどオレは強くなるというリリックの
Capleton – More Dem Try

♪お前の棺(ひつぎ)を密封するというリリックの
Lila Iké – Second Chance
Stephen Marley & Damian “Jr. Gong” Marley – The Mission
Damain Marley – Make It Bun Dem
Demarco – Duppy (Duppy know who Fi frighten)

“高いお金払って来たお客さんにRespectを払えよ。やる事やれ!オレはサウンドクラッシュの神に加護されてる”
Mavado – I’m On The RockがBUSS
Mavado – Gangsta Life

最後はMavado – My Leagueで〆

ROUND3 – Like A Stream

“あれはプレイバックじゃねぇ!あと中身を磨けって?お前こそ仲間と嫁さん大事にしろよ”
Burro Bantonはプレイバックじゃないと反撃!身内ネタにDESEMくんはキレそうになったのか暫くしてバックヤードに下がる。
Romain Virgo – Dutty ManがBUSS
破壊力あるなー。Like A StreamはルーシーやJohny Osbornはもちろん、Romainのダブも良いダブが多い!このRomainも最高

“そんな事してて捨てられたら、お前がいく所はココだよ”
Peanie Peanieセグで♪Lonesome(孤立して不幸せ)になってHeartbreak Hotel(傷心ホテル)に行く事になるぞ、というリリックの
Cocoa Tea × Spragga Benz – Lonesome Side
Ward 21 – Patrol
Johnny Osbourne – Tougher Than Them

そしてLASのJohnny Osbourneと言えばMr Bassie Riddimのこれ!!
Johnny Osbourne – Line UpがBUSS

King Kong – Like A Stream Kill You Tonight (Babylon)
Beres Hammond – Can’t Stop a Man

Freddie McGregor – Raggamuffin

バックヤードから戻ってこないDESEMくんに対して
“おいDESEM隠れちゃったよwコンチ(田舎)からジャパニーズ・ウォーリアを倒しに来た。田舎がオレを強くするんだよ!”
Maxi Priest – Just A Little Bit Longer

“このラウンドで最後かもしれねぇが、オレはこのラウンドを絶対獲る!6年前に間に合わなかった曲!!”と熱いMCが曲を加速させて
Damian “Jr. Gong” Marley & Baby Cham – FighterがBUSS

すかさずStop That Trainのオケで
Bounty Killer – Push Over
Bounty Killer – Bloodclaat (Bloodbath)
がかっこよすぎる!

“オレがダブ録るのは金の無駄だって?そんな事ねぇ。わしゃサウンドマンじゃ。今日のためにこのセグを作って来た!”
アンテムセグ!Swordが文句なしにBUSS
Tarrus Riley – Graveyard(墓地)
Luciano – Get Outta Town(この町から出ていけ)
General Degree – Bad

Golden Henセグで
Buju BantonのブランニューTop A Top
♪サウンドを皆殺しにする者というリリックの
Burro Banton – Sound Exterminator

勢いに乗って、更にBountyのブランニュー!
Bounty Killer – One General
Like A Streamの設立やクラッシュの事など歴史がぎっしりつまったリリックになったダブ。TOMOYANさんの今回のクラッシュにかける気持ちの強さは伝わって来たけれど、新しすぎてみんなが知らない曲だった上に、巻き返しの一発逆転系を待っているお客さんにはコネクトしなかった感じがします。

Lecturerセグになるけれど時間が足らなかったのか
Louie Culture – Foundation From Birthで〆

ルール上どうなっていたかは分かりませんが…、ラウンド終わりに曲の途中でHOSTが時間を知らせると曲の途中でPULL UPするシーンが何度もあったので、最後まで聞きたかったなーとモヤっとしました。個人的に勝手な意見としては、”バスケの終了ブザーが鳴る前にボールが手から離れてシュートが放たれていれば、ゴールは認められる” 的なルールの方がスッキリする気がします。

本来ならこれに
Al Campbell – One Dub Soundboy (One Beer Bad Boy)
Glen Washington – Rub A Dub Sound
Sugar Minott – Dancehall Weh Deh
と続くやばいセグ!最後までかけれたら違ってたのかなー

次のTFTを見越して曲を残してたと思うけれど、お客さん側は背水の陣のLike A Streamなら絶対このラウンドを獲りに来るから何か爆弾的なチューンを放りこんでくると期待値が高すぎたのかもしれない。
このラウンドもYard Beatが獲ってストレートでYard Beatが優勝!

優勝はYard Beat!!!!

WINNER : Yard Beat


“ステージに立ったら情抜きにしてお互い色々言ったけど、終ったらこんな仲になる。
コイツとは本当の兄弟だから。それがサウンドマン・シップだって分かるヤツどんくらい居んの?”
と、クラッシュを終えた二人ががっつり肩を組んでお互いの健闘を讃えてたのも印象的でした。

勝てると思ってた。やられたわーwと、TOMOYANさん
“音楽でも仕事でもやってるヤツが一番カッコいいんだよ。やってないヤツにゴタゴタ言われたくねぇ。オレは何度でもチャレンジするよ!”と潔いMC

ほんま仲いいねんなー 今日はアンセムも沢山かかったし聞いた事ない曲もいっぱい聞けたなー、けどあの曲も聞きたかったなーなんて思っていたら…

“オレのWinner PlayよりTFT見たいヤツどのくらい居んの?”と、DESEMくんの提案でエキシビジョンTune Fi Tune!!さすがエンターテイナー。お客さんはもちろん大喜び。

クラッシュで生じる栄誉もリスクも、そこに行きつくまでの苦労が分かってるからこその決断だったと思います。友情のもう一つ上をいく、戦友としてのRespectを込めて勝利の栄誉を分かち合うDesemくんの漢気と、潔く敗北を受け入れながらも不屈の精神ですぐに立ち向かっていくTOMOYANさん!そんな二人の姿に胸が熱くなりました。

Exhibition Tune Fi Tune

まずはYard Beatのアンセム!
“サウンドになって最初に録った曲 孤児院で出合った3人組”
Israel Vibration – Yard Beat Shufflin’ (Rude Boy Shufflin’)
このクラッシュの後、Israel Vibrationのメンバーの一人Albert “Apple Gabriel” Craigは3月に亡くなってしまいます。Jammys出身のエンジニアでDigital Bレーベルの設立者であるBobby Digital(レゲエ&ダンスホールを代表する名プロデューサー)も5月に逝去したり最近ショッキングな訃報が多いですよね…。けれど、私が初めてYard BeatのダブでIsrael Vibrationを知ったように、現場で曲がかかり続ける限り!アーティストや偉人の想いは生き続けると思っています。

Like A Stream
“Israel Vibrationはグループでもうやってねえじゃんwこの3人組はまだ3人でやってるぞ”
Rumours Riddimの
Mighty Diamonds – Bodyguard

Yard Beat
“オレがBurst Riseに教えた曲だよ”
激突(2013)のTune Fi TuneでこれはBurst RiseのアンセムだとBurn Downに突っ込まれてた曲ですが、初カットしたのはYard Beat。こうゆう気になる発信の仕方って良いですよね。昔のクラッシュを見る人も増えるし他のサウンドも巻き込んで盛り上がりそうなMC!
Norma Frazer – Yard Beat Is Tuffest (First Cut)

Like A Stream
“負けても諦めねぇヤツはかっこいんんだよ。負けたヤツが一番怖いの知らねえの?”
KING OF BLOCKでも鬼BUSSしたチューン!
Jesse Jender – Rude Boy Rememberで、♪Yard Beatは次のクラッシュでRULER(支配者、つまり勝者)になる!とRespectのこもったかけ方。かけた後に“こうゆうのかければ良かったのぉ”って 笑 クラッシュの呪縛ともいえる緊張感から解放されたのか、TOMOYANさんらしさが戻って来て二人ともイイ顔してます!

Yard Beat
“♪サウンドを墓場に埋めるのは日曜日”
VC – By His Deeds

Like A Stream
“これがオリジナル!”
Eric Monty Morris – Say What You’re Saying
Dennis Brownもカバーしたロックステディの名曲のオリジナル!♪Like A Streamのダブは金じゃ買えないというリリック

Yard Beat
“今日このアーティストかかってないよね?”
Boom ClashでBass Odysseyを鎮めたダブ!
Tiger – You Dead Now

Like A Stream
“Dennis Brown好きどんだけいんの?”
Dennis Brownの代表曲をトリビュートしたチューン
George Nooks – Money In My Pocket

Yard Beat
“ココで反省すんのやめてくんない?笑 世界初カットの曲!一週間張り込んで録った”
頂上でもBUSSをさらっていた
Junior Byles – Curly Locks
こんなDUB存在するんやなぁ。Junior Byles にとっても最後のヒットとなった曲!

Like A Stream
“Rockers育ちは今日はどのくらい居る?”
The Slickers – Johnny Too Bad
映画『THE HARDER THEY COME(ハーダー・ゼイ・カム)』でも使われたアーリー・レゲエ・クラシック。Dennis Brown, UB40など数多くカバーもされるレゲエ古典!

続いてYard Beatが映画つながりで“Kiddus I かけようかと思ったけどやめたw”と、映画『ROCKERS』に出演しルーツの象徴的存在のKiddus I
Kiddus I – Graduation In Zionはかけずに
今度はSKA対決に

Yard Beat
The Silvertones – True Confession

Like A Stream
Stranger Cole – When You Call Like A Stream (When I Call Your Name)これいいなー

Yard Beat
Ken Parker – Can’t Hide (I Can’t Hide)
このオケはダンスホール等でも度々リメイクされている名リディム!

Like A Stream
Luciano – Carry Go Bring Come
多くのサウンドはFreddie Mcgregorで録るところを
この曲をLucianoで録るのがさすがルーシーサウンド!
この曲がかかるとDESEMくんがこの曲のオリジナル“Justin Hindsじゃねえじゃん”と突っ込むけれど
Yard BeatはJustin Hindsなのかな?聴いてみたい!

Yard Beat
“♪Who Are You(お前誰だよ?)”
Stranger Cole – Rough & Tough

すかさずLike A Streamは
Stranger Cole – Artibella 両方かっこいーーーー!

Yard Beat
“TOMOYAN もう家に帰れば?”
Bob Andy – I’ve Got To Go Back Home
♪They must go back home(もう家に帰った方が良いよ)というリリックのYard Beatが滅多にかけないレアなスペシャル!

Like A Stream
“Like A Streamやべえなって言わせたかった。オレが初めて録ったアーティスト!!”
Errol Dunkley – Like A Stream Amazing Sound (Love is Amazing) レアなDUB!

Yard Beat
“絶対それかけるなって分かってた。”
何回もセッションしている仲だからわかってるよ。と、Errol Dunkley返しで
Errol Dunkley – Little Way Different

Like A Stream
“持ってんじゃんw”と、
The Abyssinians – Satta Massagana
Errol Dunkleyのカバーが有名な曲のオリジナル!70年代のルーツ・レゲエの時代に活躍したグループThe Abyssinians。
普段から仲が良いからこそ出来るテンポの良いTune Fi Tune!2人ともいい顔してるなー

続いてはデッドアーティスト対決

Yard Beat
“オレとか絶対誘われないけどねw JAMROCK Reggae Cruiseで戦争友達のWarrior SoundがBUSSってた曲”
Third World – 96 Degrees In the Shade

Like A Stream
“オレのThird World。たぶんオレしか持ってねぇ。ここでグラミー・アーティストShaggyが入ってくんだよ…”
Third World – Reggae Partyと引っ張っておいて

嘘だけどな!w
って 笑笑 TOMOYANさんのこううゆうトコ最高です。オリジナルはBounty KillerとShaggyが入ってくるチューン

Yard Beat
Gregory Isaacs – Night Nurse

Like A Stream
“オレもGregory持ってるの知らないでしょ?”
Gregory Isaacs – The End Of The World
オリジナルはSkeeter Davis(アメリカ合衆国のカントリー・ミュージック歌手)の名曲

Yard Beatのアンテム3The!!
“世界中どこ行ってもウケる曲!”
Frankie Paul × Linval Thompson × Yellowman – Three The Hard Away
(Worries in the dance, Look how me sexy, I’m Getting Married In The Morning)

Like A Stream
“オレって言ったらFrankie Paul!”
Frankie Paul – Hooligan Soundboy (Hooligan)これこれ。これ聞きたかった

Yard Beat
John Holt – Ali Baba

Like A Stream
John Holt – Soundboy We Done Kill U Ready (I’d Love You to Want Me)

Yard Beat
John Holt – Stealing
良い曲がいっぱい

Like A Stream
Romain Virgo – Face To Face

最後はNO KILLで
Yard Beat
“ベルギーのフェスに居た時にこいつの訃報を聞いた”
Pat Kelly -Yard Beat In The Mood For Love (I’m In The Mood For Love)

Like A Stream
Lukie D – Nothing’s Gonna Change My Love For You

Wayne Marshall じゃねえの?と言われたからか
最後BOTH WINGSがGlory To Godかけてたのも良かったなー


“チャレンジを受けるのにサウンドの経験値とか格とか必要ないでしょ。誰かがオレとやりたいって言ったらやるよ。 それがクラッシュシーンを盛り上げるのに大事な事”
とDESEMくんがクラッシュ後に言っていたように、

最強を決めるクラッシュ、因縁の対決、下剋上クラッシュ、世界へのカードを掴む登竜門クラッシュ…そして今回のようにビッグサウンドがクラッシュシーンの裾野を広げるようなクラッシュがこれからのクラッシュシーンには必要不可欠です。

ビッグサウンドになればなる程クラッシュに伴うリスクがあるのが事実なので、言葉で言うほど簡単に実現出来る事ではないですが、勝ち方、負け方、チャレンジする心意気も全部ひっくるめて!Respectを込めてサウンドマンの方々を応援しましょう!!



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