Artical Pride | 自分を肯定出来るのは自分が望むものでしか成し得ない【サウンドクラッシュ優勝インタビュー】

先週の2021/07/11、”World Cup Sound Clash”で弱冠26歳のArtical Pride (Japan)が予選を合わせて計5サウンドをKillし、見事優勝に輝いた。

このクラッシュは
TEK-9 Movements (NY)
King Fargo (NY)
Cartel Sound (Atlanta)
Rep Ya Sound (Atlanta)
などで構成されたプロモーター集団が主催するオンラインクラッシュシリーズで、アトランタ・ニューヨークを中心に各サウンドの拠点をオンラインで中継し、様々なクラッシュを開催している。

予選は世界各国から12サウンドがエントリーし、Artical Prideは予選第2戦を勝ち抜いてファイナルに進んだ。

決勝に出揃った4サウンドは

GLOBAL MADNESS 2016やBERMUDA SOUND CLASH 2019でYard Beat、Jahworksとも戦った
Young GUNZ Sound (USA | Bermuda)

Notorious Inc. (USA)

UK Rumbleに参戦した
Foundation Sound (UK)

そして弱冠26歳のJapanese youngest sound Killer、Artical Pride (Japan)だ。

これだけのクラッシュ慣れした海外サウンドを倒して優勝したのは快挙…!

日本のクラッシュを観てArtical Prideを知ったリスナーは攻撃的な尖った彼のMCに”生意気”だと感じる人もいるかもしれませんが、それでも挑戦し続ける姿を見て応援したくなった人も多いと思います。

“言いたいことを言う”それでいて年齢、経歴、国籍カンケーなく目標に向かっていく。そんな次世代サウンドマンの思いを、等身大の言葉で語って頂きました。


―― 優勝おめでとうございます。優勝してどうですか?手ごたえを感じましたか

素直に嬉しいです!優勝後はインスタとかツイッターでお祝いのコメントをたくさんいただりとかして。

手ごたえは…そうですね。気になってる人だけだなというのが自分の中であって。コレぶっちゃけトークになっちゃうんですけれどw

オレ自身の発信力が弱いせいかあまり知られてないんだなというのが素直な感想です。極端にレゲエ好きのリスナーしか見ていないというか、アーティスト好きやダンサー好きのお客さんにももっとクラッシュに興味を持って欲しいという思いが正直残りました。

―― 確かにサウンドクラッシュは敷居の高いジャンルではありますよね。
コメントを見た感じでも日本人の観客は1割もいってなかったような…実際リアルタイムで見れた人は少なかったかもしれませんが、優勝後はお祝いムードが高まっていたのでこの優勝をきっかけにArtical Prideの名前がもっと全国区に広がって行くといいですね。

そうですね。ちょっとずつでも知ってもらえたら嬉しいです

―― 今回の「World Cup Sound Clash」はオンラインでのサウンドクラッシュでしたが、見ているお客さんがその場でジャッジ投票してリアルタイムで脱落サウンドが決まっていくのも、より現場に近い形が実現出来ていて運営もさすがでしたよね!

海外リスナーの反応をコメントで観ながら現場さながらのジャッジに参加する緊張感、これがオンラインで味わえるのも凄かったです。

ホストMCが時間調整でラバダブで繋いでくれたり、3時間があっという間にすぎるほどストレスなくエンターテイメントを楽しめました。
運営のRep A Soundとはどういう人達なんですか?

TEK-9、King Fargo、Cartel Sound、Rep Ya Soundなどで構成されたプロモーター集団で色んなクラッシュを開催しています。オレは千葉から参戦していました。

―― 地元でやってたんですね!では画面の端に映っていたのはDesemくん?

そうですそうです笑

他にも地元の先輩や仲間も集まってくれてOne Bulletの2人も見守りに来てくれてて。
Desemくんとは今年、地元の先輩サウンドWild SideのKou-Tくんが主催しているセッションで一緒になってからですね。最近はかなり意気投合して遊んでもらってます。

―― Yard Beat Nightでも凄い仲の良さが出ていたので昔からの知り合いだと思っていましたw

Dynamq Sound (Africa)の日本ツアーの時とか出させて貰ってたんですが、オレが地元に帰って来たのが今年になってからなのでプライベートでも良く遊んでもらうようになったのは結構最近です

Yard Beat Night

ヤードビートDesemくんとイタリアメンバーVitoが配信している。ゲストサウンドを招いてトークを交えながら深いBoxをかけ合うので、現場ではなかなか聞けないようなスペシャルが飛び出す回も多い人気Youtube番組


―― どんな経緯で今回のクラッシュ参加を決めたんですか?

自分は元々イギリスのプラットフォームでセッションをやったりしてたんです。

Sky’s Da Limit Promotionというプロモーターが居て、その人は日本人を海外やヨーロッパに連れてってくれるような人なんですけど、その人がBadda Dan Clashをやってるんですよ

―― SatoruくんもBadda Dan Clashの日本予選を渋谷ASIAで出られてましたね!

その繋がりでサウンドセッションしてみないかという話を貰うようになって。

―― 今年の3月に出場されたイギリスのオンラインクラッシュもその経緯で?

BOX4BOX CLASHですね。正にそうです!
そのクラッシュがSky’s Da Limit主催だったので。

Destination BADDA DAN Sound Clash

毎年スイスで開催されているサウンドクラッシュ世界大会「1-2-3 Badda dan Clash」の日本予選が2019年に渋谷ASIAで開催された。Artical Pride (千葉)、Bloodieks (茨城)、Both Wings (東京)、Street Vubz (高知)の4サウンドがエントリー。
優勝したBoth Wings (東京)はスイスで行われた本戦で Little Sample (UK) 相手にチューンフィチューンまで勝ち進み存在感を見せつけた。


BOX4BOX CLASH EDITION

Sky’s Da Limit Promotion主催のUKのオンラインクラッシュシリーズ。今年3月のクラッシュにRisin High (Germany) vs Artical Pride (JPN) vs Little Sample (UK)が参戦した。


―― じゃぁ初めて海外サウンド相手にクラッシュしたのがBOX4BOXですか

これが初めてでした。

―― すごいですね。結成まだ8年…とかですよね。
なのに今回のクラッシュを入れてもう国内外で7戦目

そうです。ボデガでやってバダダンの予選やって、DoTheオンライン、UKのBOXやって今回のクラッシュなんで7戦目ですね。

―― UKのBOX4BOXではバダダンでのTakeさん(Both Wings)の仇を取りましたね

Little Sample (UK)も強いんで嬉しかったですね。

けどRisin Highに負けたのだけはビミョーに納得いってませんw コメントとか見てても

―― 笑
その悔しい気持ちもあって海外サウンドへの対策であったり、ダブを増やしたりとか、UKの雪辱を果たしたかった?それとも気持ちは切り替えて一から臨んだ感じですか?

んー。どっちかというと戦いに慣れてきた感じです。

負けようが勝とうがクラッシュをやり続けたかったので、結果Tek-9から今回のクラッシュのオファーが来た時に断る選択肢はなかったです。断るなんてオレの辞書にはない!って気持ちでした

―― おー笑
だってほぼ3か月おきにクラッシュ出まくってますもんね。なかなか居ないですよ、こんなサウンド

けど海外では当たり前じゃないですか。海外はクラッシュの数もあるし巡ってくるチャンスの数も桁違いだとは思うんですけど。

今回のクラッシュが終わった後にYoung GUNZと話してて感じた日本との違いは、彼らにとってクラッシュは「スポーツ」なんですよね。

日本の昔からクラッシュが好きな人たちは何て言うか分からないですが…日本はプライドとか意地とか、負けた時のリスクが大きすぎると思うんです。お客さんもそれを望んでいる所もあるし。

だからみんな次のクラッシュをやりたがらないんでしょうね。しかも勝ってもより大きなタイトルを獲るのを期待をされるから、勝っても負けても次のクラッシュに参戦するのはかなりハードルが高いんだと思います。

生死を分けるくらいの勢いで戦うのはそれはそれで純粋に魅力的ではあるんですが、クラッシュの数が減ってしまえば、これだけエンターテイメントのジャンルが溢れた時代だと必然的にクラッシュシーンそのものが小さくなってしまうと思うんです。

―― ビッグクラッシュは別として、お客さんや次世代サウンドがクラッシュにもっと気楽に触れ合えるシーンが増えれば良いですね。

世界のトレンドを追うのが100%日本に合うかは別として、もっとエンターテイメントな感じでスポーツとしての真剣さであったり、何度も戦って各サウンドが勝敗を積み重ねていくクラッシュが増えれば、結果的にシーンが広がるハズなので。

純粋にお客さんが素直に楽しんでくれるようなクラッシュをやりたいです!

―― サウンドクラッシュを視野に入れ出したのはいつ頃ですか?

元々お客さん時代に乃木坂CUPのクラッシュを観て喰らってサウンドを始めたので、結成当時から目標はクラッシュでした。

あとDUBをたくさん持っててもクラッシュをやらないサウンドを沢山見てきて、自分の中でもったいないなぁと常日頃感じていて。その殻を破りたいという気持ちは人一倍ありました。

年齢やサウンド歴、国籍も関係なく自分を証明できるのがサウンドクラッシュだと思ったので、Artical Prideの名前を広めたいという気持ちと同時に、地元千葉や関東のシーンを上げていきたいです。もちろん目標は世界を見ています!

―― チャレンジ精神がすごいですね。最初から高い目標を持っていないとこれだけ動けないと思います。

どうせ世界でやるんだったら語学は絶対必要になるので半年ちょっとイギリスに住んでいた事もありました。

―― イギリスのアーティストのダブを沢山持ってるのはそういう事だったんですね

ですです笑
語学留学のビザが取れる国って限られているのでオレはイギリスに行きました。

―― 少し話がそれますが、語学の話題ついでに教えてください。

海外のジャッジ投票って難しいですよね。英語が得意ではないとジャッジ投票の時に良かったサウンドを選ぶのか、落とすサウンドを選ぶのか迷うリスナーさんも多いと思います。

今回はDesemくんやコメント欄で教えてくれる日本人の方が居て、私のように英語があまり分からない人間でも迷わず投票出来てとても助かったんですが…

コロナ禍でこれからオンラインでクラッシュを観るリスナーさんも増えると思うので、ジャッジ前にこれだけは聞き分けておくと便利だというフレーズがあれば教えてください。

難しいですねw
そのクラッシュによりけりなので何とも言えないんで間違った投票をしないように注意深くリスニングしてもらうしかないんですが…

No Eliminationd (ノー・エリミネイション:脱落無し)
だと誰も落ちないラウンド

逆に
1 Sound Elimination (ワンサウンド・エリミネイション:1サウンド脱落)
は落とすサウンドを選ぶラウンドです。

ここで良く使われるフレーズは
Who is the Best? (誰が一番良かったか)
だと一番良かったサウンドに投票して

Who is the Worst? (誰が一番最低だったか)
Who will go home? (家に帰るのは誰だ?)
だと落とすサウンドに投票しろという事なんで覚えておくと便利だと思います。

あと投票はVote (ボート)って言います。

―― ありがとうございます!クラッシュの話に戻りますね

今回のクラッシュは無料で公開されるクラッシュとは違って、有料でしかも日本の若い世代の皆さんには少し馴染みの薄いフェイスブックでのみの参加だったので
、日本人としてはかなりアウェイで不利な展開も予想されましたよね。

開催の時間帯が日本時間で朝の4時だったんで、まずそこが不利だなぁって

有料コンテンツ視聴の支払い方法も日本人が馴染みのないPayPal決済だったので、うわwこれキツい戦いになるだろうなぁと最初は予想していました。

―― そんな日本人リスナーが少ないアウェイな状況の中、良い意味でジャッキーチェンとか弄られたり、コメント欄では結構キツめのアジアヘイトも見受けられましたが…

ラウンドを進めるにつれて気持ち良いくらいに賞賛のコメントが増えていって、見ていて思わずテンション上がりました。

かなりドラマチックな展開になって行きましたよね!流れが変わって自分にキテるのは感じましたか?

ん-。1ラウンド目のジャッジで票がキレイに4サウンドに分かれたんですが、その中で自分が最下位だったので、あれ?って。

自分の手応えとして1ラウンド目はそんなに悪くなかったので正直ちょっと落ちかけてました。

―― 綺麗に4分割でしたね。Artical Prideは最下位でしたが2票か3票差だったし、Satoruくんが連発したリラアイケも決まっていたので4サウンドともほぼ均衡した良い戦いになるんだろうなという感じでした

1ラウンド目のジャッジの後、集まってた地元の仲間とかDesemくんとかが「やったれるでしょ!」みたいにふざけてくれたんで上手く気持ちを切り替えられました。

なので2ラウンド目の頭でコントラクションして、ポン!っと一回この流れを変えてやろうと思ったんです。

1戦目の時に Safari Sound International (Sweden)にかけたMorgan Heritage – Buss Up Barrierのカスタムが有効だったのでコレも行けるんだという確信が沸いて、決勝戦2ラウンド目にHorace Martin – Sound Boy StyleとVershon – Inna Real Lifeの日本人用にリリックをカスタムした曲をブチ込んだ感じですね!

―― 作戦を変えながらその場で組み立てていった感じなんですね。めっちゃ頭脳戦!

そうですね。
まず予想外だったのでがYoung GUNZのメインのスクーベイが居ない事が予想外でw
K.KとK.Gの親子も出てくると思わなくて

―― めっちゃ人数居てましたね笑

そうなんすよ。
なんでコイツらこんな居んのwみたいな

最初お前らOne Owner, One generalとか言ってたじゃねーかって。
しかも援軍どころか本人が居ないみたいな

―― 笑
じゃあ予定がだいぶ狂った感じですか?

まぁ、今回のMCの方が言う事が少なかった感じなので良かったんですけど

―― 相手サウンドのリサーチはしましたか?

多少はしてましたね。
イギリスのFoundation Soundはオレがイギリスに滞在していた時に家に遊びに行くくらいの仲だったんで、気まずかったすねw

まぁ、相手はUK RUMBLEも出る程のサウンドだしかなり年上なので向こうからしてみれば超絶ユーツ(若手)だとしか思っていないかもですけれど、Foundation Soundが最後まで残ってこられたらちょっとヤバいな、とも思ってました。

―― Foundation Soundはコメントでの人気もすごかったです

けれど経歴や年齢関係なしにArtical Prideのこの日のプレイを評価されて勝ち上がれるっていうのは、クラッシュの気持ちいい所というか、夢があるなぁと思いました。

そうですね。
ルーキーである事を逆手に取った見せ方や戦い方もあるんで、そこは自分の強みだなと思って臨みました。

―― 日本のクラッシュだとかなりBadなキレのあるMCをされていますが、海外のクラッシュだと少しジョークも交えながら楽しそうにリラックスしてkillしていくスタイルが印象的でした。

日本と海外のクラッシュの意識というか気持ちの違いはありましたか?

なんだろ。日本人の方が言ってくる事がイライラするというか、言葉が120%通じる分、わかって欲しいという気持ちが強くなって熱くなっちゃいましたね笑

特にDo Theレゲエの後は、同世代からは面白かったよって言ってくれたけど、上の人達からはビミョーな顔されましたw

賛否両論ありましたが冷静になって後で自分でも振り返ってみて、オレももうちょっと違う戦い方があったのかと思う所もあるので、次のクラッシュに活かします!

―― 第3ラウンドまではチュンフィで戦ったバミューダのYoung GUNZがかなり流れを掴んでいたように見えました。

特に女の子のセレクターKKが上手くてDesemくんがコメントで絶賛するほど注目を集めていたのに加え、相手のチーム力も思わず引き込まれてしまうサウンドでした。

そんな感じで流れが相手に行きそうな状態で始まったチュンフィチューン。相手のチームプレイに対してSatoruくんはピンセレクターでこの流れをひっくり返せたのはかなりの快挙だと思います!
一番の勝因は何だったと思いますか?

あっちの曲が単純に弱かったっていうのが素直な感想です。
自分の中でチューンフィチューンの勝ち方ってあって、それから逸れない事を心掛けていました。

あとはトークが完璧に曲とコネクト出来た所かな。

オレ、あー言えばこう言うっていうのが得意なので笑 普段からディスカッションやディベートがめちゃめちゃ好きな性格なんですよ。子供の時からそんな人間だったので。

―― じゃぁクラッシュかなり向いてますね笑
チュンフィではU-Royの後にSkaも織り交ぜてましたね

Skaも好きですし、クラッシュの中でBig MountainやDiana Kingのインターナショナルチューンをかけたのもオレの中では思い切った挑戦だったんです。

あとはゴリゴリのロックステディもかけたかった。ベレスでも新しいだろってオレは思っているので

―― チュンフィでかかったMy Jamaican Girl!
あれ個人的にすごい好きなRiddimなんですが、歌っているのは誰なんですか?

あれはThe GayladsのメインヴォーカルBB Seatonっていう人で、あまりDUBをやらないアーティストなんですよ。

あの時はちょうどこの曲とMCがハマったというか、日本人がクラッシュで誰もかけた事のないアーティストをかけなければいけない場面で、たまたまこの曲があったので

―― 日本のサウンドはマイティクラウンだけじゃない事を証明するというMCのSka2曲の流れから、あの曲でMCがコネクトしてチュンフィの流れをがっちり掴んだ感じでしたね!

若手サウンドなのにBOXが深いとコメント欄が盛り上がってました。
これは海外向けのセレクションやったりするんですか?

レゲエ好きな人は結構知ってると思うんですけど、BB SeatonはStudio Oneのアーティストです。

「なんでコレがかかんないんだろう」って待ってたファンデーション好きなお客さんも居たと思うので、そこにもコネクト出来たんだと思います。

―― あと今回のクラッシュでもなんですがYard Beat Nightを見てても、リリックがかなりカスタムされている印象を受けました。

普通のレギュラーなリリックで戦っても絶対クラッシュでは勝てないと思ってました。

自分は語学も自分で100%喋れるワケじゃないんで、95%聞き取れて60%話せるくらいなんです。

だからその分を何で補わなければならないのか考えた時に、曲で準備して曲でアーギュメント(口撃)しなきゃいけないと思ってるんでカスタムはかなり力を入れているポイントです!

―― 語学が十分でない事を気負って引いてしまう事無く、逆にその足らない部分を補って攻める姿勢にクラッシュに対する情熱がありますよね!
その熱さが伝わったからこその優勝だと思います。

クラッシュ全体を通じて自分のこだわりは出せたと思いますか?

オレの中では全年代の曲をかけたかった。固まりたくなかったというか、バランスよく行きたいし

ある意味クラッシュの王道の流れってあったりするじゃないですか。でもそれだと大きく外さないかわりに面白みもないなって。

―― 逆にコアな曲をかけるほど自分のこだわりは出せるけどお客さんは付いてこないし…って難しそうですね

そうですね。
特に海外のクラッシュはその辺を素直に反応されるし、Riddimとかも上手く歌がのってないと露骨に嫌がられるんで、ハードコアな事やってるから何でも良いやというのは自分の中でやりたくなかった。

―― レギュラーチューンではない曲でかつお客さんがグッとくるツボを突いた事を出来るのがエンターテイナーですね!
こだわりを貫いて勝ち取った優勝。この優勝は同世代の挑戦するサウンドに勇気を与えてくれたと思います。

そして今はコロナ禍で結構お客さんも退屈してると思うんですよね。そんなクラッシュファンのみなさんにエンターテイメントを与えてくれたクラッシュでした。
改めて優勝してみて、率直な感想をお願いします。

嬉しいです。本当に。
素直に嬉しいです!

クラッシュで勝つことがオレの中で一番の目標なので。

―― 日本でも優勝して、海外でも優勝を味わって…あの瞬間ってクセになりますか?

勝ったら辞めれなくなりますよ

もう一回あの感覚を味わいたいってなりますし、
「自分を肯定してくれるものって自分が望んでるものだけでしか満たせない」っていうか

―― 深い!!!笑
では、これからの野望を教えてください

止まらない事ですね。
その時々で目標はあるとおもうんですけれど、常に自分をアップデートしていきたい
それにこだわり続ける事が目標です。

あとはヨーロッパツアーとかしてみたいです。
アフリカやイタリアでもプレイしてみたい

―― クラッシュも良いですけれど、アフリカでレゲエをプレイするっていうのも夢がありますね。
最後にお知らせがあればお願いします

コロナで大変っちゃ大変なんですけれど、逆にオンラインで世界に向けて目標を持てたり、Articall Prideの名前を日本全国に発信できるチャンスが持てたので、オンラインにリスナーの皆さんの興味が向いたことは自分にとってはラッキーだと思っています。

けれどそろそろ現場も盛り上げて行きたいので、レギュラーダンス【Second Genesis】を来月ごろから再開しようかと企画中です。毎月第2金曜に地元・千葉のSTARNITEというクラブで
Artical Pride
One Bullet
Kyoya fr.Zodiac Disco
Crazy Monkeyなどのメンバーでやるので是非オレらの音も聞きに来てくれると嬉しいです。

―― これからの挑戦やご活躍、楽しみにしています。ありがとうございました!



Artical Pride

SINCE2013 / REPPIN千葉 / Satoru(MC/Sel)

結成の2013年からクラッシュサウンドを信条とした千葉の若きSound Warrior。
2018の【45 Shoot Out】で予選を優勝で突破して決勝進出したのを皮切りに、毎年スイスで開催されているサウンドクラッシュ世界大会の日本予選【Destination 1-2-3 Badda Dan Clash Japan 2019】や、UKでのオンラインクラッシュ【BO4BOX CLASH EDITION】など海外クラッシュにも意欲的に参戦。
2021年はNY・ATLのオンラインクラッシュ【World Cup Soundclash 2021 Finals】で予選を勝ち抜き、ファイナルではYoung GUNZ Sound (USA | Bermuda)、Notorious Inc. (USA)、Foundation Sound (UK)を倒し世界各国から集まった12サウンドの頂点に輝いた。

イギリスでの長期滞在の経験を活かした深いファンデーションからブランニューまでこなす多彩なセレクションで、今後の活躍が一層期待される次世代クラッシュサウンド。

国内外での主なCLAH戦歴 国内外での主なCLAH戦歴
Clash Name Result Date Venue 対戦相手
Bodega Battle Field 予選 Captain

45 Shootout 2018

CHAMPION
Date: 
2018-04-28
Venue: 
横浜@exBODEGA
Bloodieks, Real Addict, Sagaregga Bass
Bodega Battle Field 決勝

45 Shootout 2018

Date: 
2018-09-18
Venue: 
横浜@exBODEGA
Human Crest, Bloodtek, Sound Seeker
Destination 1-2-3 Badda Dan Clash Japan 2019
Date: 
2019-08-24
Venue: 
渋谷@Club ASIA
Bloodieks, Both Wings, Street Vybz
DoTheレゲエオンラインクラッシュ
Date: 
2020-12-05
Venue: 
Japan@online
Hemp Zion, Jam Massive
BOX4BOX CLASH EDITION
Date: 
2021-03-27
Venue: 
UK@online
Risin High, Little Sample
World Cup Soundclash – Online Series – Week 2 Captain CHAMPION
Date: 
2021-06-13
Venue: 
NY@online
Safari Sound International, Black President Sound
World Cup Soundclash – Online Series – Final Captain CHAMPION
Date: 
2021-07-11
Venue: 
NY@online
Young GUNZ Sound, Notorious Inc., Foundation Sound


umo(うも) WEBクリエイター/ライター

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再生回数計146万回超えありがとうございます!レゲエサウンドカルチャー専門のYoutubeチャンネル【umo channel】の連携サイトです。
動画や記事を通じてビッグサウンドも次世代サウンドもお互いにサポート応援し合いながら、初心者・玄人・プレイヤー関係なくレゲエ好きの皆さんが繋がれるようなメディアを作れたら最高なので、皆様の温かいコメントがとても励みになっています。この取り組みに参加して頂いている全てのリスナー・関係者の皆様に深く感謝申し上げます!

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